育児日記 第139回

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育児日記 第139回

2022/09/29

我が家の三男(みずき)は中学3年生です。みずきには自分をコントロールすることができない発達障害があります。みずきに発達障害があることがわかってから、13年半ほど経ちます。
 新城市民病院の言語指導、豊橋こども発達センター、スクールカウンセラー、ささゆりの会など、様々な方からご指導いただきながら育児をしています。
 みずきは受験生です。自分なりに行きたい高校があるのですが、現在まだ朝から公共の交通機関を使用して学校に行くことができず、毎朝学校まで車で送って行っています。

 こども発達センターの先生からは、現時点で朝学校に行けれないのは普通の高校は厳しいかもしれませんねと言われました。本人は今学校がつまらないから行けれないけど、自分の行きたい高校なら朝から自分で行けれると、よくわからない自信をもっています。

 親としては、受かるかどうかは分からないけれど、行きたい学校があるのなら受験だけはさせたいなぁと思っています。そのために、1年生2年生と授業に出ていない部分があり、勉強の方がだいぶ遅れているため、普段の宿題を1・2年生の復習にあてるようにしてもらいました。

 みずき自身、受験生だから遅刻しないように学校へ行かなければいけないこと、受験勉強をしなければいけないことは十分に理解しています。しかし、やらなければいけないことと行動が伴わないのが現状です。今でも9時過ぎに学校に行っているし、宿題も計画通りには進んでいません。自分の大好きなことは集中して長時間できるのですが、気が進まないことはできない障害なのです。受験をしたい気持ちはあるのですが、受験勉強ができないのです。果たしてどうなることやら。
 幸いなことに、今年から高校受験がマークシート方式になります。最悪分からなくても、答えだけは埋めることができるし、感を鍛えたら、正解できるかもしれません。ちょっと期待が持てます。

 育児するときによく耳にする言葉ですが「人と比べてはいけない」と、言いますよね。私も理解はしていますが、実際の自分の感情はというと・・・。言葉には出さなくても、頭の中で比較して考えてしまうことってありませんか?
 「〇〇くんは、ひらがなを書くことができるんだって」と知ったら、うちの子に字を教えなくちゃ。
と思ってしまいませんか?比較してはいけないと分かってはいても、他の子ができるならうちの子にもやらせなくちゃと思ったり、上の子が5歳の時できたから、5歳になってもできないのは遅いんじゃないかとか。

 保育園の時に子どもに対して悩みを抱えていたお母さんたちに、中学校の部活の試合などで久しぶりに再会することがあります。その時に子どもの話になるのですが、「もう何も問題なく普通に学校で過ごせているよ」と聞くと、なんでみずきはと思ってしまうんです。みずきはみずきと割り切っていますが、どうしても感情の部分に割り切れないものが・・・。分かっていてもできないのは私もみずきと同じだなぁ。時間がかかるかもしれないけど、これから一緒に克服してこうね!                                  

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