育児日記 第148回
2023/08/31
我が家の次男(そうま)は高校2年生です。現在通信制の高校に通っています。
公立高校へ進学しましたが、1年生の時にコミュニケーション障害のため体調を崩し、通信制高校へ転入しました。
学校へ行っても自分から話しかけることができないので、一言もしゃべることなく家へ
帰ってきます。現在の学校に友達は一人もいません。
昨年末に3年生の授業をどうするか3者面談がありました。
親としては毎日学校へ通う週5日コースを選択してほしかったのですが、結局週2日コースを選択しました。
インターネット配信で受けれる授業の時は学校へ行かず、家で参加しているので、実質学校へ行くのは週1日ほどです。
アクティブな性格ではないため、普段家から出ることはなく、毎日パソコンでイラストを描いたり、ゲームをしたり、YouTubeを見て過ごしています。
普段外出することのないそうまが出かける時があります。それはアルバイトです。
週に4日間近所のコンビニでアルバイトをしています。
始めてからちょうど1年になります。
「面倒くさくてイヤだな」と言いながらも、コンビニのアルバイトそのものは嫌いではないようで、楽しんでやっています。
どうやら家から出るのが面倒くさいようです。
そんなそうまが春休みに遊びに出かけると言い出しました。
中学の時の仲の良い友達が、大阪に住んでいて、「遊びにおいで」と誘ってくれたようです。
中学の時に友達がいて本当に良かったなぁと思いました。
『踊る!さんま御殿!!』という番組で携帯電話に登録してある友達が多い人・少ない人のあるある出来事を紹介していました。
例えば携帯番号を教えてと言われたときに、私にも教えてと言えないと言っていました。
そうまも卒業の寄せ書きを友達にいっぱい書いたけど、自分にも「書いて」とお願いができなくて、卒業アルバムの寄せ書きコーナーがほぼ白紙状態なのです。
なんで一言いうだけなのに、それが言えないんだろう?と不思議になりますが。
その人たちにも理由があり、とても自分のことを謙遜しているということが分かりました。
自己肯定感が低いのかもしれません。そうまにたいして自己肯定感を得られる言葉がけや環境をつくっていかなくてはと思いました。
大阪に遊びに行く資金のために、アルバイトを頑張っています。
いっぱい楽しんで帰ってきてくれることを願っています。
友達はとてもアクティブな性格なので、いい刺激をもらえることを期待しています。