育児日記 第132回
2022/09/29
我が家の長男(けんと)は高校3年生です。現在就職活動中です。高校2年生になると、何回か進路希望調査があり、就職か進学かをハッキリ決めます。けんとは就職すると決めていたので、迷うことはありませんでした。就職の場合、3年生の春に今までの学校に来た求人案内を参考にして、具体的に就職したい企業・やりたい業務内容を決めていきます。第1希望から第5希望までを記入して学校に提出しました。
https://rs-lab.jp/201803027 より一部引用
厚生労働省から2022年(令和4年)3月卒業の高校生採用の選考スケジュールの発表があります。
・6月1日 ハローワークへの求人申込書の受付開始
・7月1日 求人票の交付・求人活動(高校への訪問など)の開始
・9月5日 学校から企業へ応募書類の提出開始(沖縄県は8月30日)
・9月16日 企業による選考開始および採用内定開始
夏休み前に今年度学校に届いた求人募集をみながら、就職する企業を決めます。保護者会として保護者立会いの下確認しながら、第1から第5希望までを記入して提出します。けんとは「大工見習」が希望です。求人募集を見ると、建築では意外に大工見習の募集は少なく、現場監督の募集が最も多かったので、第5希望まで埋めると、名古屋の方の企業まで記入しました。
夏休みに入ると、企業訪問があります。それが終わると、学校で面接の練習が始まります。最近気になることをニュースや新聞、インターネットで調べて、手短に答えられるように紙に記入していました。9月下旬に面接試験を受けてきました。
高卒採用の倍率は、過去9年間ずっと上昇しています。
※平成23年(2011年)卒:0.87倍 → 令和2年(2020年)卒:2.77倍
それは、就職を希望する高校生の数が減っている一方で、募集をかける企業が増えている為です。
求人数が増える背景には、おそらく企業側に「人手不足だから大卒だけでなく高校生も採用しよう」「高校生にも優秀な人がいるのではないか」という考えが広がったからではないでしょうか。
高卒採用の最大の特徴とも言えるルールが、この「一人一社制」です。
●複数企業への併願は禁止(1人1社しか応募できない決まり)
●内定獲得後は必ず就職しなければならない(内定辞退が出来ない)
また、企業は直接高校生にアプローチすることが出来ません。
求人情報の発信も、応募者情報の受け取りも、全て学校を経由して行います
高卒採用は長期的に戦力になってくれる、採用コストが抑えられる、内定辞退率が低いと企業にとってメリットも多いのです。期待に応えられるようにがんばれ!けんと!!