育児日記 第128回

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育児日記 第128回

2021/08/09

 我が家の三男(みずき)は中学2年生です。みずきには自分をコントロールすることができない発達障害があります。みずきに発達障害があることがわかってから、12年半ほど経ちます。
新城市民病院の言語指導、豊橋こども発達センター、スクールカウンセラー、ささゆりの会など、様々な方からご指導いただきながら育児をしています。

 前回、2年生になってから早く学校へ行けるようになったと報告したばかりですが、この1カ月の間に、学校へ行く時間が10時~10時30分ごろになってしまいました。
 原因は2年生になって勉強が難しくなったこと、課題の量が1年生の時よりも増えたことです。毎朝起こしているのですが、朝から『起きよう』という気力もなく、起きるのを嫌がっていることが分かります。朝の様子からも『学校へ行くのが嫌なんだなぁ』と伝わってきます。朝は9時過ぎに起きて、1階に降りてきます。朝ご飯を用意し、「お母さん今から仕事をするから30分後に来るね。それまでに学校へ行けるように支度しておいてよ」といって、みずきのそばを離れます。30分後みずきのところへ行くと、朝ご飯にもほとんど手を付けず、ゲームをしたり、テレビを見てくつろいでいます。
   母 :「朝ご飯はもう食べないの?」
  みずき:「もういい」
   母 :「歯磨きした?」
  みずき:「まだ」
 歯ブラシに歯磨き粉を付けて、みずきに手渡します。ソファーに寝っ転がって、携帯電話を見ながら歯磨きしています。やけに時間がかかるなぁ。5分くらい歯磨きしてそれから着替えて、教科書を揃えます。
中学生になっても一人で支度ができないことに、ため息が出そうになりますが、ぐっと我慢!
 車で学校まで送っていきます。車の中で
  みずき:「朝ご飯食べてないからお腹すいたなぁ」
   母 :「・・・」  … 唖然として言葉も出ません

 勉強そのものは、今まで知らなかったことが知れるようになるし、苦痛ばかりでなく、ワクワクすることもあると思うのですが、どうしてみずきはそこまで徹底的に勉強が嫌なのかなぁ?活字が嫌なのかなぁ?でも、釣りの本は自分で図書室から借りて、糸の付け方、針の付け方、ルアーの使い方や種類など、自分で読んで釣りの知識はほとんど本から習得しています。興味があることであれば、活字を読むことも苦にならないようなのですが。

 みずきが学校の授業・宿題に悩んでいるのは間違いないことです。何とか学校生活を不登校になることなく乗り切ることが目標です。
                                           

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