育児日記 第124回

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育児日記 第124回

2021/08/09

 我が家の三男(みずき)は中学1年生です。みずきには自分をコントロールすることができない発達障害があります。みずきに発達障害があることがわかってから、約12年ほど経ちます。
 新城市民病院の言語指導、豊橋こども発達センター、スクールカウンセラー、ささゆりの会など、様々な方からご指導いただきながら育児をしています。

 みずきには学習障害もあり、漢字の読み書きがほとんどできません。本人が言うには、小学校3年生の漢字までしか分からないそうです。中学校は勉強が難しく、小学校のように長時間の休み時間もないため、学校に対してストレスを感じています。何といっても、テストが大嫌いです。
 2学期の間は家でお昼ご飯を食べて、午後から学校に行っていました。3学期は「2学期よりも早く学校へ行けることを目標にしよう」と、現在は4時間目の11時30分までに学校へ行ってています。1日の半分の授業は欠席していますが、テストは受けなければいけません。

 通常教科書は文字のみですが、発達障害者に対して音声式の教科書があります。豊橋市では、通常の教科書か音声式の教科書か選択して、市で購入して配布しています。中学校の教科書は漢字が多く、みずきには難しいので、2年生から音声式の教科書の使用を検討していました。先生にお願いして調べていただいたところ、新城市は今まで音声式の教科書の前例がないことと、予算がないため、学校単位で購入してほしいと、新城市から言われたそうです。学校の予算を一個人で使用するのも、納得できませんし、豊橋市で受けれる教育が新城市では受けれないというのも納得ができません。「教育は平等」と言われますが、現実は不平等だなって思いました。

 テストの回答も、漢字で書かなければ得点になりません。ひらがなで書くと間違い扱いになってしまいます。これは愛知県でテストの採点基準が設けられているので、いくらひらがなで書いて合っていても、×になってしまうのです。漢字が書けないみずきは、「どうせ勉強しても漢字で書けないから、勉強しても意味がない」と、勉強することにも嫌になっています。
 何とか学習障害がある子でも、テストで自己肯定感が得られる対策がしてもらえると嬉しいなぁと思うのですが、進学問題などの面から考えると、採点基準を人によって変えるのは難しい話です。

 今まで課題提出というと、ワークブックを行っていました。みずきは回答を書き写すだけでもいいからと言ってもらえていたので、問題を読むこともなく、赤ペンで回答を書き写していました。当然テストで点数がとれるわけもありません。それでも、何とかテスト勉強をする方法を考えなくてはと思い、音声式の教科書で、せめて耳から聞いて覚えることができれば、勉強になるのではと思い、音声式の教科書を検討してみたかったのです。

 すべての教科の先生に、学習障害があると言っても理解してもらうことができません。勉強すれば書けるようになると思っているようで、すでに普通に勉強してみんなが覚えれることが覚えられない時点で、違いがあることを理解してもらいたいです。社会人として自立できるまでの道のりがとても遠く感じてしまいます。                          

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