育児日記 第87回
2020/02/25
我が家の次男(そうま)は小学6年生です。そうまは、未だに怒れると物を投げて怒りを表現します。
毎年クリスマスの時期にこども会で壁新聞を作成します。6年生がリーダーとなり、各班に分かれて画用紙に新聞の下書きとなる絵を描きます。
そうまは今年リーダーになりました。
「おそ松さん」の絵を描きたいと、インターネットで気に入った絵を探し、画用紙に鉛筆で下書きをしました。
とても緻密な絵を上手に書き写すことができました。下書きが薄かったので、「良く見えるように、ペンでなぞった方がいいよ」とアドバイスをしました。
少し自分がなぞったところで、「僕宿題があるから、お母さんやって」と頼まれたので、鉛筆で書いてあるところを、ペンでなぞりました。
同じペンなのにそうまとなぞり方が違うらしく、私がなぞった部分だけ、線が太くなってしまいました。さらに、下書きからはみ出してしまった部分があり、それを見た完璧主義のそうまは大激怒してしまいました。
私は明るく「ごめんね。悪気はなかったんだけど」とだけ言いましたが、そうまはそれが気に入らず、画用紙を破り捨て、さらに鉛筆削りを投げてしまいました。
その鉛筆削りがテレビに当たり、さっきまで点いていたテレビが消えてしまいました。
今もテレビが映りません。度々、「怒れたからと言って、物を投げていいわけではないよ」と言っていたのですが、本人も手元が狂ってしまったらしく、さすがに泣いていました。
そうまがお母さんに対して、すごく反感を持つのは、私がいけないのです。
三男のみずきに発達障害があり、みずきは怒れると、自分の近くにある物を全て投げてしまいます。みずきを怒らせると厄介なので、私はそうまが幼い頃から常に「そうまが我慢して」と、みずきのことばかり守ってきたからです。今になってそのツケが回ってきてしまいました。
私はまだまだ頑張り足りない母ちゃんです。でも、1つずつ反省して、改善して、と繰り返しながら育児をしています。今、みずきが怒ることも減ってきました。これからはそうまの気持ちをちゃんと考えて、そうまとみずきを平等の目でみていきたいなぁと思います。