育児日記 第86回
2020/02/25
我が家の長男(けんと)は中学2年生です。けんとはゲームが大好きで、お休みの日も家から出ることなく、ずっとゲームかUチューブか、録画したテレビ番組を見て過ごしています。
学校から帰ってきても、真っ先にゲームをします。最低限の宿題をする時間以外は、すべてゲームやテレビに時間を費やしています。
先日、中学校の個人懇談会がありました。1年生の時よりも成績が下がっていること、とてものんびりやさんで、教室移動が遅いこと、とても落ち込みやすく、先生から注意されると、すぐに泣いてしまうことなどを告げられました。
成績が下がっているのは、単純に勉強時間が少なく、ゲームやテレビの時間が多いからです。そろそろ、進路に向かって、本格的に勉強を始めている子も多いので、今の楽しみより将来のことを考えられるようになるといいと思います。
夏休みに3日間の職場体験をして、設計の仕事に興味があるといっていました。豊橋工業高校の建築科だけでなく、大学に進学して、建築の勉強をするという選択肢もあることを伝えました。
自分がどうしたいかを決定するのは本人です。将来のことを具体的に考えることができるように、建築の仕事をするためには、どんな学校へ行けばいいのかを一緒に調べて、選択できるようにしたいと思います。
のんびりやなのは、友達としゃべってばかりいるそうです。仲のいい友達ができたなら、お互いにいい影響を与え合えるようになるといいと思います。
まずはけんとが勇気を出して、「いつも遅いから、早く行こう」と言えるといいなぁと思います。落ち込みやすいのは、小さい時から、ネガティブな志向が強い方だったので、親としても納得です。学校で落ち込んだときは、同級生のいとこに慰めてもらっているようです。けんとのことを理解している人がいることに感謝です。自分の理解者を少しでも増やして、自分が生活しやすい環境を作っていくのはとても大事なことです。そして、自分を理解してくれる人のことを大切にする子になってほしいです。