育児日記 第146回
2023/08/31
我が家の次男(そうま)は高校2年生です。現在通信制の高校に通っています。
公立高校へ進学しましたが、1年生の時にコミュニケーション障害のため体調を崩し、通信制高校へ転入しました。
学校へ行っても自分から話しかけることができないので、一言もしゃべることなく家へ帰ってきます。現在の学校に友達は一人もいません。
兄が大工になるのなら、自分は違う職業に就こうと早い段階から決めていました。
現在絵に興味を持ち、アニメのイラストの本を書店で購入して独学で勉強をし、パソコンでイラストを描いています。
お正月に中学校の時の友達と遊びに出かけました。
中学校の時の友達は、そうまから声を掛けなくても積極的に声を掛けてくれるので、友達関係が成立するようです。
友達に自分の描いている絵を見せたら、「この絵だったら買ってもいいな」と言ってもらえたことを、とても喜んでいました。
特に仲の良かった友達が高校卒業後海外に行くという話を聞き、影響を受けたのか、最近「海外に行きたい。英語を勉強したい。」と言うようになりました。
「えっ!?家から出れるの?」不思議に思いましたが、本人が言うので、家を出て生活することに不安はないのでしょう。
私は心配性でひとりで海外旅行はいけない人なので、ひとりで海外に行きたいと思う人のことをすごいなぁと尊敬します。
4月からは高校3年生。夏までには進路を決める必要があります。
本人も進路のことは具体的に考えることができなくて、漠然と考えているようです。進路を決めるのって難しいですよね。
やりたいことがあれば明確なのですが、なければ自分に何が向いていのか判断するのに迷いますよね。
最初から自分に合っているものを見つけなくても、いろんなことを試してみて見つけていくのも1つの方法だと思います。
やってみること、行動することは大切ですよね。
頭の中で「ああしたいなぁ、こうしたいなぁ」とただ考えているだけでは、時間の無駄に過ぎませんから。今後そうまがどんな進路を決めるのか楽しみです。
AIの技術の進歩が目覚ましく、現在人が行っていることをAIが行うようになる未来が近いうちに現実になりそうです。
今後の職業選びは、AIではできない職業を選ぶ必要がありそうです。
みなさんは現在の仕事が自分に合っていると思っていますか?私は合っているとは思っていませんが、一生懸命やっている内に「やりがい」を感じるようになりました。おかげで楽しく仕事をさせていただいています。
合っている仕事が見つけ出せなくても、やりがいを感じて仕事ができればそれはそれで幸せなことですね。
退職後の第二の人生こそは、自分に合った仕事をしてみたいです。