育児日記 第130回

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育児日記 第130回

2022/01/20

我が家の次男(そうま)は高校1年生です。そうまは片付けが大の苦手です。とても面倒くさがりな性格で、靴を脱ぐ際にそろえたり、食事のあと食器を片付けたりと、小学生でも当然身についているようなこともできません。
 何度も注意をしているのですが、全く習慣化されません。そんなそうまの片付け方は、段ボール箱に片付けるモノを詰め込んで、他の場所へ移動させる方法です。
 段ボール箱の中身はバラバラ。種類ごとに分けられているわけではありません。手に取ったものをそのまま段ボール箱へ入れていきます。必要なもの、必要ないもの、食べ物など何であろうと分類しません。とにかく手に持ったものをそのまま段ボール箱へ入れていきます。
 おかげでそうまのモノであふれていたリビングの一角はとてもきれいに片付きました。が、それらは二階の廊下へと段ボール箱に入って置き場所が変わりました。もうじき夏休みも終わり新学期が始まります。
 学校で使用するものが、きっと段ボール箱の中に入り込んでいると予想しています。片付けを面倒くさがって、手抜きしたことを後悔するときがくると思っています。私は子どもたちのもの
を勝手に分別して片付けをしてしまうことがあるのですが、できるだけ子どものものには手を出さず、子どもたちが自分のモノは自分で管理することを覚えてもらいたいと思います。
 何回か一緒に片付けをしているのですが、子どもが途中で嫌になり、そのあと私一人が子どものものを片付けするということを何度か繰り返してきました。子どもが嫌になったら、その時点で中断し、機会を改めて、最後まで責任をもって子どもたちに片付けをさせるべきだったなと、自分の教育方法の甘さを反省しています。
 私自身が片付いていない状態が嫌であったため、子どもたちが幼いときから小学生の時まで、私が片付けを行ってしまいました。
 現在は、人のものは片付けないようにしています。片付けができていないものを見ると、精神的にイライラすることもありますが、自分のものは自分で片付けることが見につくために、手を出さないと決めました。片付けの基本は必要ないものは捨てる事です。これを行わない限り、モノがただ移動するだけになってしまいます。
 あと、大切なことは分類して、収納する場所を決めることです。何をどこに置くのかルールを決めると、探し物も早く見つけることができます。人が探し物に費やすのは、

探し物をする回数:1日平均9回、探し物をする時間:1日平均10分

との調査結果があります。探し物は無駄な時間です。
時間の有効活用のためにも、探し物が少ない片付いた部屋づくりを身に着けてもらいたいと思っています。偉そうなことを言っている私の仕事場の机の上は、書類で山積みになっています。仕事・家事の両立が上手くできず、仕事が途中でも晩ご飯の支度をするので、探し物に時間をいっぱい
使ってます。

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