育児日記 第125回

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育児日記 第125回

2021/08/09

我が家の長男(けんと)は高校2年生です。
 父親と同じ道を目指して、豊橋工業高等学校の建築科へ通っています。
1月に建築大工技能士3級の資格試験を受けました。結果はまだ分かりませんが。練習では昨年の課題を見本として、全部で6個完成させま

した。
 練習量としては、あまり多くはありませんが、冬休みの間は毎日4時間ほどは練習していました。実技試験では標準時間での完成はできませんでしたが、制限時間内で完成することはできました。その後の学科試験も、自己採点の結果は合格ラインと同じくらいでした。合格できるといいなぁと祈っています。
 3月は高校受験があるため、在校生は受験期間中お休みとなります。定時制もあるため、受験日も長く、1週間ほどお休みとなりました。その間社会勉強を兼ねて、父親の仕事に一緒に同行したりしました。最近大工仕事にも興味がわいてきたようです。

 加藤建技の加藤恵吾さんが2月20日21日に愛知県国際展示場にて第31回技能グランプリの建築大工競技に出場しました。技能グランプリは、昭和56年度に第1回大会を開催し、平成14年度の第22回大会から隔年で実施されています。競技職種は全部で30職種あります。
 繊維部門:染色補正、婦人服製作、紳士服製作、和裁、寝具
 建設部門:石工、建築大工、かわらぶき、畳製作、建築配管、プラスチック系床仕上げ、
      カーペット系床仕上げ、壁装、タイル張り、造園
 一般製造部門:旋盤、フライス盤、機械組立て、家具、建具、ガラス施工、印章木口彫刻、
         表具
 一般部門:貴金属装身具、園芸装飾、ペイント仕上げ広告美術、粘着シート仕上げ広告美術、
      日本料理、フラワー装飾、レストランサービス
 まさに職人の全国大会です。今回恵吾さんは敢闘賞でした。恵吾さんは技能グランプリの常連であり、必ず受賞しています。全国でも5本の指に入る大工技術者です。2年後の第32回技能グランプリにも優勝目指して、出場するそうです。

 恵吾さんがその時につくった課題を見せてくれました。建築大工技能3級の課題と比較すると、とても複雑で、建築技術を知らない私から見ると、どうやって作るのかが全く分からないくらいです。けんとも恵吾さんの技能グランプリ出場のことや、その時の課題に興味を持ち、恵吾さん、大工小林の従業員とともに楽しそうに話をしていました。
 まずは大工の仕事に興味を持ってくれることが親としてとても嬉しいです。
 3年生になると就職活動が始まります。どんな会社に就職したいのか、どんな大工になりたいのか、父親の姿を見て、自分の目指したいものを見つけてくれたらいいなぁと思います。

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