木を切る道具で彫刻!チェンソーアート!!
2020/03/23
チェンソーアートとは
チェンソーカービング」とは一言でいうと「チェンソーを駆使した彫刻」を指します。
「チェンソー(チェーンソー・チェインソウ)」は木を切る道具であり、鎖状の刃をエンジンもしくは電気モーター、
またはエアーの力で回転させて物を切断するための道具です。(動力式ノコギリ)
チェンソーを使って丸太や氷などに彫刻することをチェンソーアート(チェンソーカービング)とわれ、
それをおこなう人を「チェンソーアーティスト」または「チェンソーカーバー」と言います。
チェンソーアートは北米で始まったといわれ現在では北米はもとよりヨーロッパ、オーストラリア、
日本で盛んです。軽快なエンジン音をバックミュージックにチェンソーアーティストがまるで自分の手の
ように巧みに操作するチェンソーにより丸太や氷がまたたくまに鳥や熊の彫刻にダイナミックに変身
していく様はチェンソーアートの醍醐味といえます。1本の丸太からチェンソーだけを使用して、
彫刻が出来上がっていく様はダイナミックでありながら非常に繊細な技術も必要とし見るものを飽きさせません。
基本的にはチェンソーだけで仕上げまで行いますが、最近では他の電動工具(ハンドグラインダーやサンダー等)
や鑿(のみ)・彫刻刀を使用し、作品仕上げを行う人が多くなっています。
チェンソーアートはカナダやアメリカ合衆国が発祥といわれ、アメリカでは1970年代からといわれ(定かではありません)、
ヨーロッパ各地(ドイツやスウェーデン)やオーストラリアでも盛んにおこなわれていました。 日本では、ログビルダー
(ログハウス職人)や彫刻家がそれぞれ独自の手法で行っていましたが、2000年から東栄町を発端に全国に広がり
2007年現在では女性を含めてその数1000人を超える愛好家が存在し、その数は増え続けているといわれています。