育児日記 第94回
2020/02/25
我が家の次男(そうま)は中学1年生です。中学生になり、学級委員をしていますが、そうまは自分から積極的に友達を誘うタイプではありません。どちらかと言えば、誘ってもらってついていくタイプです。
そんな、意外と消極的なそうまですが、夏休みに公開される見たい映画があるというので、
「友達と一緒に見に行って来たら?」
と伝えると、しばらくしてから、
「友達と映画を見に行く」
と報告してくれました。兄のけんとが友達と一緒に映画を見に行くときは、牛久保駅まで電車で行き、そこから歩いて豊川のコロナへ行きます。そうまは電車で豊川コロナへ行ったことがないので、不安そうでしたが、一生懸命インターネットで調べていました。豊川コロナの映画上映スケジュールは直前にならないと公開されないため、電車の時間を調べることができませんでした。
出かける3日前にようやく上映時間が分かり、できるだけ公共の交通機関を使用するのがよいと考え、学校の登校時間に合わせて、駅に集合することにしました。
そうまは
「自分が企画したことだから、自分でみんなに連絡をする」
といい、友達の家の電話番号を聞いておき、一人一人に電話で連絡を行いました。小学校の時は、
「僕、友達の家の電話番号が分からないから、お母さんが連絡しておいて」
と頼んできましたが、今回は、自分から誘って、自分で企画したことなので、責任を感じているのでしょう。気合の入り方が違います。
牛久保駅から豊川コロナまでわかる友達がいたので、そうまも安心していました。
当日本長篠駅に到着すると、学校の先輩が大勢いて、一緒の電車が気まずくて、一本電車を遅らせたと言っていましたが、映画も予定通りの時間で見ることができたと言っていました。
映画を見て、昼食を食べて、ゲームセンターで遊んでいるときに、一人の友達とはぐれてしまい、コロナの中を探し回るハプニングがありましたが、牛久保駅まで行くと、駅に友達がいたといって、夕方6時ごろ家に帰ってきました。小学校の時は親を頼ることが多かったのですが、何だかちょっと成長した感じがして、嬉しかったです。