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育児日記 第85回

2020/02/25

我が家の三男(みずき)は小学4年生です。みずきには自分をコントロールすることができない発達障害があります。みずきに発達障害があることがわかってから、8年ほどが経ちます。新城市民病院の言語指導、豊橋こども発達センター、保健センターなど、様々な方からご指導いただきながら育児をしています。
みずきは自由が大好きで、学校のように決められた時間に決められたことをするのが好きではありません。なので、学校が好きになれず、朝学校へ行くのに、1時間目の授業の途中になってしまいます。
豊橋こども発達センターで医学的に診断してもらい、発達障害であることが分かりました。
実は、この8年の間にみずきが豊橋こども発達センターへ行ったのはたったの3度だけ。あとは、私が3か月に1度先生と会ってみずきの様子を話します。その時間も15分です。薬を処方してもらっているので、月に一度薬をもらいに行っています。
豊橋こども発達センターって、何だろう?私の知り合いでもこども発達センターに通っている方は多いのですが、こども発達センターが意味があるのか?と疑問に思っている方がたくさんいます。
みずきの場合薬を処方してもらっているのですが、薬がなければ、意味がないのでは?と思ってしまいます。
もう少し、子供に対して治療を施してもらいたいです。みずきの診察券を提示していますが、今のままでは、単なる親のカウンセリングで、みずきに対する治療は何も施されていません。
発達障害に対する支援プログラムは存在しないのでしょうか?先日、発達障害だと思われる中学生の児童が、宿題をやってこないことで担任に注意され、自殺をしてしまった事件がありました。
みずきにとっても衝撃的だったらしく、「だから僕は中学校に行きたくない」と言いました。
私も、発達障害に対する認識って、世間的にもこの程度なんだと、残念に思いました。みずきはいつまで薬を飲めばいいのだろう?こども発達センターに通っていても、先が全く見えてきません。発達障害の子供を持つ親として、医療の充実を切に願います。    

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