育児日記 第115回
2020/07/10
我が家の長男(けんと)は高校2年生です。3月から新型コロナウィルスの影響で学校がお休みになり、毎日自由に過ごせる時間ができました。部活もなく、家で過ごすだけの時間、自由に遊べるゲーム時間が発生したのです。
中学校の時からのゲーム遊び友達がいて、高校入学後も毎晩のように友達とオンラインで通信して遊んでいました。友達も学校がお休みでみんな暇になり、毎日午後になるとゲームで遊んでいます。友達に誘われて、3月から新しいゲームを始めました。
対戦型ホラーサバイバル『Dead by Daylight』というゲームです。「殺戮場」と呼ばれる不気味なフィールドを舞台に、残忍なキラーと生存を目指すサバイバーの2陣営に分かれた、奥深い駆け引きによる“鬼ごっこ”です。
内容は、キラーとサバイバーの1対4に分かれて戦う、対戦サバイバルホラー。
サバイバー側の勝利条件は、フィールドに点在する発電機を修理し、ゲートを開けて脱出すること。視点は三人称視点となっており、周りの状況や仲間の位置が把握しやすい。
次にキラー側の目的は、フィールドに潜むサバイバーをできるだけ多く捕らえ、生贄に捧げること。視点は一人称視点となり、サバイバーよりも周囲の状況が把握しにくい。
また、キラーとサバイバーには、豊富な種類のキャラクターが存在しており、それぞれに異なる能力を持つので、多様な能力を上手く活かすことが、勝利への近道となる。
我が家は子供部屋ではなく、リビングにゲームが置いてあります。家事をしているとゲームをしている様子が見えます。ゲームを始めたばかりの頃は訳が分からず、キラーにとらえられて、吊り下げられ、ゲームーオーバーになっていました。「このゲームの何が面白いんだろ?」と不思議に思っていましたが、子供たちがゲームの攻略法を学んで、見ていた私にもわかってきました。
・キラーに捕まって、吊り下げられたら、その子を助けることができること
・キラーに襲われてけがをした子を回復させることができること
・3回までキラーに捕まっても、仲間に助けてもらうことができること
・キラーに名前や特性があること、その特性を封じる技があること
・自分が犠牲になって仲間を助けること
・脱出ゲートがあるので、ゲートまでの行き方を教え合うこと
結局は仲間同士で協力し合うゲームなんだと気がつきました。改めて子供のゲームを見ていると、上手に遊んでいるんだと理解できました。
ゲームというだけで、嫌悪しがちですが、子供たちにとっては仲間意識や協力を学ぶ立派な遊びであることがわかりました。できなかったゲームができるようになったことが、親として何だかとても嬉しく感じました。でもやっぱりやりすぎはダメです!(; ・`д・´)
夜遅くまでゲームをして遊んでいるので、毎日昼に起きてきます。勉強もほとんどしていません。時間の使い方は考え直さないといけないですね。もう、高校2年生なんだから、自分の将来に対する自覚を持ってよ!!