育児日記 第84回
2020/02/25
我が家の三男(みずき)は小学4年生です。みずきには自分をコントロールすることができない発達障害があります。みずきに発達障害があることがわかってから、8年ほどが経ちます。新城市民病院の言語指導、豊橋こども発達センター、保健センターなど、様々な方からご指導いただきながら育児をしています。
みずきは自由が大好きで、学校のように決められた時間に決められたことをするのが好きではありません。3年生の2月までは、毎日通学団の子たちと一緒に歩いて学校へ行くことができていたのですが、4年生になってからは、歩いて行けれなくて、車で学校へ行っています。
4年生になると、委員会の活動や部活動が始まり、学校にいる時間が長くなりました。帰宅後の遊ぶ時間が短くなったこと、委員会の仕事で、今まで遊んでいられた時間が、遊べれなくなってしまったこと、勉強が難しくなってきたことなど、いろんなことが重なって、今は毎日学校に行くことを嫌がっています。何といっても、一番嫌いなのが宿題です。
先生と「全部できなくてもいいから、やれるところまではやる」と、約束していますが、実際の量は本読み1ページ分と算数のプリント(10問)の内2問をやって終了です。テストも集中力が続かないので、1日1教科のテストで精いっぱいです。
先生と「1日に2教科のテストはできません」と、約束しています。
3年生までは、先生に言いたいことが言えなくて、ひたすら我慢して受け入れていましたが、4年生になり、自分の気持ちが言えるようになってきたこと、担任の先生が話をしやすいことから、宿題を全部やるのが負担である事、テストが負担であることを自分で伝え、考慮してもらえるようになりました。
親として頑張ればみんなと同じことができるはずという気持ちが、どうしてもあり、あきらめきれないのが本心ですが、本人が負担である以上、中学校を卒業するまでに、本人の好きなことを見つけて、それで収入を得ることができるように、自立をサポートしていきたいと思います。