育児日記 第77回
2020/02/25
我が家の三男(みずき)は小学3年生です。みずきには自分をコントロールすることができない発達障害があります。
みずきに発達障害があることがわかってから、7年半ほどが経ちます。
新城市民病院の言語指導、豊橋こども発達センター、保健センターなど、様々な方からご指導いただきながら育児をしています。
みずきは自由が大好きで、学校のように決められた時間に決められたことをすることが好きではありません。
以前は朝学校へ行く時間が遅くなってしまい、通学団のみんなと一緒に歩いて学校へ行くことができませんでした。毎日のように、学校まで自動車で行っていました。
それが昨年の10月下旬ころから、毎日歩いて学校へ通えるようになりました。今年の2月中旬までは、通学団のみんなと一緒に家から学校まで歩いて通っていました。歩いて学校へ行けれるようになったことが、親として本当に嬉しく、やればみんなと同じことができるんだなぁと、安心していました。
2月の中旬から、通学団の子が家まで来てくれても、着替えができず、パジャマのままガスファンヒーターの前で寝そべっていて、学校へ行く仕度をしようとしなくなりました。
通学団の子たちに先に行ってもらい、途中まで自動車で行って、合流するようになりました。学校まで自動車で行く日もあります。
みずきに
「最近、歩いて学校へ行けれないけど、どうかした?」
と聞くと
「疲れちゃった」
と答えました。約4か月の間、とても頑張って、毎日歩いて学校へ行っていたから、少し休みたくなったのかなぁと思い、みずきが嫌な気持ちにならない程度に
「そろそろ、学校に行こう」
と声掛けしながら、朝の支度を促しています。
時には、みずきがいつまでも着替えをしないので、お母さんがパジャマを脱がせて、体操服を着せることもあります。
発達障害は発達凸凹(デコボコ)とも呼ばれるくらい、偏りがあり、安定していません。今まで気持ちが乗っていたので、今は気持ちが乗らない時期の波が来ていると解釈し、また、歩いて学校へ行ける気持ちになるまで、サポートしながら見守りたいと思います。