育児日記 第121回

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育児日記 第121回

2021/08/09

 我が家の次男(そうま)は中学3年生です。そうまはあまのじゃくのような性格です。話が面倒になるのが嫌なため、納得していないことであっても、返事だけをすることが良くあります。返事をしたので、こちらとしては、理解してくれたのだと思っていると、「ただ返事をしただけ」と言うのです。納得していないのなら、反論してほしいものです。「えっ?」と思うような、裏切られた感じがすることがとても多くあります。

 そうまの性格は信念を曲げず頑固です。自分が正しいと思った答えが間違っていたとしても信念を曲げずに貫き通します。
 他人と同じ意見に同調することを嫌う特徴もあるため、多数派であることを嫌います。そのため常に少数意見を支持しています。
 自分勝手な自分像があるらしく、「自分は正しい。みんな間違っている」と勝手に勘違いする傾向にあるようで、自分の意見を強く主張することがあります。周りの人と意見が違っても、流されることなく堂々とした態度をします。
 人の失敗が大好きで、楽しそうに揚げ足をとろうとします。そうまに揚げ足を取られると、なんだかすごく怒れてしまいます。親・兄弟に対しては手厳しいのですが、気の知れた友達に対しては、情も厚く、信頼も得ているようです。

 「そうまのその意見、ちょっと偏見があるな。もう少しこうしたらいいのに」と思って、アドバイスをしても、受け入れられることがありません。これが厄介です。言っても響かないというか、人の意見を聞く気がないのです。毎晩「お風呂に入っておいで」と言っても、その時に入ろうとしないので放っておきます。すると、朝までお風呂に入っていないことが多々あります。毎晩の声掛けが嫌になりますが、それでもごくまれに声掛け直後に気が向いてお風呂に入ることもあるので、声だけはかけ続けています。

 人のアドバイスを受け入れようとしない、人の話に同調しようとしないのは厄介であり、今後社会人になったときのことを考えると、とても不安になります。あまのじゃくは損が多く、得することが少ないように思えます。あまのじゃくな性格は、自分で作り上げた部分があるため直すことができるそうです。
 そうまと接するときは、「でも」「どうせ」などの否定的な言葉を使ってしまうと、「自分を否定してくる存在」と認識されて、警戒心や不快感を与え距離を置かれてしまう可能性があるので、否定的な言葉は使わず、「うんうん、わかるよ」「そうだよね」と肯定的な反応を示し、一番の理解者になる必要があります。
 そうまに振り回されても、顔色一つ変えずに誠実な対応を心がけることが大切です。そうすることで「この人になら本音をさらけ出せるかも…」とそうまの信頼を得られるようになるのです。
 ついついそうまの意見に対して、反対してしまうことが多いのですが、否定せず理解するように寄り添っていきたいと思います。社会人になるまでに直るといいな!
 

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